2008年9月8日月曜日

パドルシフト

毎度!
スカパーでWRC=いわゆる世界ラリー選手権を観ているのですが、F1だけでなくラリーの世界でもギアチェンジはハンドルから手を離さないで指でシフトできる、いわゆるパドルシフトになっているのですね。
驚きです。

レース車両のメカにも興味があって、色々と面白いことがあるのですが、興味の無い人に言わせると「何言ってるの?」って顔されるので、あまりおおっぴらには話さないのですが、自分のブログだから好きなだけ書いてしまえーーーーーーー。

そんなわけで、エンジンの話。

バイクのメカがメインですが、やはりF1と同じ機構が採用されて来ていて、本田のレース車両ではエンジンのバルブを閉じるときに(開くときはカムで叩くのです)スプリングで閉じるのですが、レース車両のような高回転のエンジンでは回転の速度に追いつくためにスプリングを堅くする必要があるのです。でも、堅くすればするほど開くときに力がいりエンジンで発生した力が駆動力に行かなくてバルブを開くために持って行かれてしまいます。そこで、エンジニアが考えました。どちらもスプリングを使わずにエアの力で動かせば良いのだーーーー。圧縮空気でバルブを駆動する=ニューマチックバルブという機構を採用したのです。
これがあるから今のF1はあんな甲高い音で2万回転以上でブン回せるのです。
俺としては、あの音は気に入らないのですがね。昔のホンダ12気筒マシンが一番いい音してました。
もっと昔のことを言うと1970年頃のフランスのマトラ製の12気筒エンジンが生涯で最高のいい音でしょう。
マトラ・・・実はロケットのエンジンを作っていた会社がF1のエンジン作っていたのですから驚きです。
youtubuで一度確認してみてください。
あの頃はよかったなぁ・・・て言うと年寄りの始まり・・・でしょうか・・・

ではでは。

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